rockin'on 2007年1月号The Clash 結成30周年の徹底総力特集!
「ザ・クラッシュ特濃対談」を読む。
この手の企画は自身も対談に参加しちゃってる気分で読んじゃいます。
ロック業界の重鎮がThe Clashを透して自分を語る姿は男の哀愁、浪漫を感じちゃうなぁ
即行で19枚組みを購入です。ライナーノートが良い。
自分も執筆を依頼されたつもりで以下にライナー的に駄文を記してみました。

俺にとってリアルタイムで買ったクラッシュのレコードってアルバム「サンディニスタ!」
シングル「Should I Stay or Should I Go」「This is England」だけなんだよね。
一番最初に買った「動乱」はその時点ではもう新譜ではなかったが非常に新鮮で、その頃に聴きたかったロックがぎっしり詰まって嬉しくて何回も聴いたっけ。
「サンディニスタ!」を買ったのは今は亡きレコードプラントって店だったな。
長岡駅前じゃなくて今の龍文堂の近くに在ったころで店の床のダンボール箱に立て掛けるように置いてあって、見つけたときは「あっ!」って声が出たと思う。3,330円という値段を今でも覚えてる。
その夜は輸入盤独特の芳香を嗅ぎながら、ひたすら聴きまくったが「ポリス・オン・マイ・バック」と子供が歌ってる「出世のチャンス」以外は良さが解らなかった。
貧乏中学生にとってはLPがいきなり3枚増えたことに対する興奮の方が大きかったかもしれない。
「Should I Stay or Should I Go」には型が抜いてあり着色スプレーを吹くと文字と絵が現れる厚紙が付いてきた。
これが楽しくて壁やら皮ジャンの背中やら、無闇に吹きまくって叱られた。馬鹿中坊。
曲の方も両面とも新しいClashのカッコ良さとも言えるクールでタイトで鋭利な感じでもう最高!(語彙稚拙でゴメン)
「This is England」大好き。
「THE STORY OF THE CLASH VOL.1」「THE SINGLES」「Clash on Broadway」では無かったこと、として扱われてたので悲しかった。
今回のシングルBOXセットにコレが入ってる意味は大きいと思う。
俺「This is England」大好きです。だってコレが出た時スンゲー嬉しかったもん。待ってたんだもん。
なにはともあれ「THE COST OF LIVING E.P.」や「London Calling」のジャケット眺めてるだけでもClashって伝わってくるんだもん凄いよね。
たぶん芸術を愛する人は大好きな名画があれば複製でも手元に置きたいって思うんだよね。
この19枚組みの意味って案外そんなことなのかもしれない。

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